ポッシュママの薬用UVカットハンドクリームを愛用している事もあり、同じポッシュママの顔用の日焼け止めをお試しで購入してみました。
ポッシュママ ファミリーサンスクリーンです。
それまで顔用の日焼け止めとして使用していたのはサナのなめらか本舗ハリつや朝の美容乳液でしたが、残念ながら廃版となってしまったため、それに代わるアイテムを探している所でした。
なめらか本舗の乳液はSPF50+、PA+++ですが、こちらのポッシュママはSPF30、PA++なので、単純に数値から比較すれば劣っている事になりますが、日常使い用を想定していたので、SPF値、PA値ともにポッシュママは合格です。
紫外線吸収剤不使用という点も魅力的で、75mlで1800円というコストパフォーマンスの良さも評価できます。
大いに期待をして購入したのですが、しかし結果は期待外れでした。
まず、公式サイトなどには説明がなく実物を見るまで分からなかったことに、使用前に振らなければならない点が挙げられます。
使用前に容器を振らなければならないタイプは面倒なので出来るだけ避けていた私にとっては、使用感の上で大きなマイナスポイントとなりました。
同じく、公式サイトの説明には「乳液タイプのなめらかな使用感」とありますが、白くドロッとしたテクスチャーはもったりとしていて重く、固い訳ではないのに伸ばしにくいです。
確かに「乳液」状態ではありますが、その他の市販の日焼け止めで「乳液」タイプというと、もう少しサラサラしたテクスチャーの物が一般的だと思います。
クリーム状ではないのですが、とにかく乳液というには粘度が高すぎると感じました。
そして最大のマイナス点は「白浮き」です。
顔に塗れば、とにかく真っ白になってしまいます。
紫外線散乱剤を使用した日焼け止めは白くなりやすいという特徴がある事は分かっていたつもりですし、過去にも散乱剤を使用した日焼け止めを使用した経験があります。
しかし、私が今まで使用してきた散乱剤を用いた日焼け止めの中でも、断トツで真っ白になります。
朝のスキンケアを終え、仕上げにコチラを塗ったところ、まるで舞妓さんの様な白塗り顔になってしまい、慌てて洗い流し、身支度を一からやり直さなければならない程でした。
使う量を調節してもどうしても白くなり過ぎてしまうため、嫌気がさしてしまい最後まで使い切る事が出来ませんでした。
同ブランドのハンドクリームが良品であっただけに、大変残念です。